我慢していても治らない！まずは病院にかかろう
病気は寝ていれば治るという考え方が根強いです。しかしながら、うつ病の場合、自律神経のバランスがすでに崩れているため、横になっているだけでは完全に良くなる見込みはないことがわかります。なぜならば、心と体のバランスが崩れてしまった状態がうつ病であるため、そのバランスを整えるためには、病院にかかり治療を受けることが大切だからです。うつ病の場合、心療内科または精神科にて治療を受けることができるので、まずは病院にかかることが先決です。
カウンセリングと薬物療法
うつ病の治療方法は主に2種類です。医師によるカウンセリングと薬物療法です。カウンセリングでは、医師が患者との対話を行うことで問題を解決するための糸口を探します。お医者さんに話を聞いてもらうだけでも気分が軽くなり、快方へと向かうケースが多いのです。他方、薬物治療では抗うつ薬の処方が基本です。薬の量は症状に合わせて調節されるため、症状が良くなれば自ずと薬の量も少なくなっていきます。
必要であれば休職や療養をすること
医師からうつ病の診断がなされた際には、必要に応じて休職や療養をすることをおすすめします。会社を休職する場合には、医師が診断書を作成するため、それを提出すれば殆どの場合、休職が認められます。うつ病の患者に多いのが不眠症の症状であり、睡眠障害のため夜眠ることができずに昼夜逆転生活を送っている人も少なくありません。仕事にも支障が出てしまうので、休職を申請してしっかりと休むことも大切な治療法の一つなのです。
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