合宿免許を選ぶ参考にしよう!メリットとデメリット

これが魅力、合宿免許のメリット

合宿免許のメリットでまず挙げられるのは、「費用が通学教習に比べて安いこと」です。教習所に通う場合、閑散期(4月~6月、9月~12月)は25~30万円程度、混雑期(1月~3月、7月~8月)は30~35万円くらいです。合宿免許の場合、閑散期は20万円前後、混雑期は25~30万円くらいになります。どの時期も、通学に比べて5万円程度費用が安くなる傾向があります。もうひとつのメリットは「教習を受ける期間が短いこと」です。あらかじめ必要な学科と実習、試験のカリキュラムが組まれているので、最短だと2週間(ATの場合)、平均でも3週間で卒業することが可能です。通学の場合、おおよそ2~3ヶ月かかるケースが多いです。

合宿免許のデメリット

合宿免許のデメリットは、「まとまった休みが取れないと参加出来ないこと」です。2~3週間に渡って泊まり込みで教習を受けるため、春・夏休みが取れる学生には適したプランですが、既に働いている社会人にとっては、難しいプランだと言えます。もうひとつのデメリットは「自分が住んでいる地域の道路で教習を受けることが出来ないこと」です。合宿免許の教習では車が混雑しない、都会や市街地から離れた地域で路上教習を受けるところがほとんどです。そのため免許取得後に、車線が多く混雑した都会や市街地の道路を運転すると、怖さや戸惑いを感じたり、慣れるまでに時間がかかってしまうことがあります。他のデメリットは「自分のペースに合わせた生活が出来ないこと」です。教習のスケジュールは期間中びっしりと組まれ、教習時間以外でも合宿生と共に過ごすなど、自分のペースで進めたい人には、合宿免許は難しいかもしれません。

合宿免許とは、運転免許の教習を合宿して短期間で集中的に行うことで、早く運転免許が取れるものです。合宿先を全国各地から選ぶことができ、宿や周辺環境を楽しむなど、旅行を兼ねて免許取得に挑めます。